「痛みの治療革命」

 「あなたの腰痛が治りにくい本当の理由」ー科学的根拠に基ずく最前線の治療と予防ー20128月に福島県立医科大学整形外科教授紺野愼一先生が書かれました。
この本を読み、このブログに「腰痛の治療革命が起きる」と、私は書きました。
大学病院の整形外科外来で診察しても「腰痛の
85%は重い病気ではなく、明らかな原因を特定しにくい”非特異的腰痛”である。」

成人の76%に椎間板ヘルニアが見られるが、腰痛が起きるのはごく一部であるといわれます。
X線、MRIなどの画像診断が腰痛診断の決め手であるかのごとくに思われていましたが、そうではないということです。
テレビなどでも報道されうなりました。

表題の「痛みの治療革命」は、19954月に出版されていました。
著者は住田憲是(すみだかずよし)先生です。整形外科医です。
AKAで腰、肩、膝、手、足の痛みが消えた」というサブタイトルがついています。

AKAは博田節夫先生が創始されたものです。

AKAArthroKinematic Approachの頭文字をとったもので関節運動学的アプローチといわれます。
1990年6月に医歯薬出版から発行され、2007年までに19刷発行され、2007年に第二版となり、本年までに9刷発行されています。
私は本年まで
25年間も目にすることなく過ごし不明を恥じています。

AKAの凄いところは、上記のような多くの痛みが身体の中心部分にある仙腸関節、椎間関節、肋椎関節、胸鎖関節などの関連痛として起きているものが多い。という理論である。

AKAの治療は徒手療法であり、住田先生は4年間博田先生のところに通いようやく身につけられたといわれておられます。


2016
112日(水)NHK総合テレビ「ガッテン」の放送、「解禁!腰痛患者の8割が改善する最新メソッド」の内容は、マッケンジー法を基とする仰臥位での脊柱の運動でした。
仰臥位というところが大事な意味を持っています。
重力から解放され骨格筋の緊張が緩む状態で脊柱を動かし良い状態を維持しようです。
腰痛等身体の痛みに劇的な効果を発揮するという「
AKA博田法」が指摘しているのも脊柱:仙腸関節、椎間関節の調整です。
この放送での脊柱の運動が
AKA博田法の徒手施術に通ずるヒントを与えているかもしれない。と考えます。

勉強しなければならないことが沢山あります。