鍼灸臨床の科学化

瞬時心拍数を指標とした

自律神経機能検査による鍼灸臨床の科学化

 

瞬時心拍数は、心臓の1拍ごとの拍動の早さを1分間に何回拍動するかという数値に換算した数字です。
1分間、心拍数を数えるのではなく、1拍動の時間を測定して、たとえば、1秒であったら瞬時心拍数60拍という具合です。
そのときそのときの早さがわかりやすいわけです。

従来は、ポリグラフを用いて心電図を測定しタコメータというアンプで換算しグラフ化していました。
今は原理は同じなのですが電子技術の進歩で勘弁に測定できるようになりました。

測定装置は80万円弱で、ノートパソコンが15万円弱、90万円程で購入できます。

瞬時心拍数を測定し、深呼吸を5回させます。
深呼吸による瞬時心拍の変化は、副交感神経機能で動きます。
そこで臥位安静状態で深呼吸を行いどのような変化が起きるかを観察します。
特に安静状態の平均心拍数よりも何泊低下するかが大事な数値です。
それはそのときの副交感神経機能の抑制程度を示すのです。
副交感神経機能がどの程度抑制されているかがわかるわけです。

臥位安静状態で行うとその状態での副交感神経機能の抑制状態がわかります。
臥位安静状態ということは休息状態です。

これを立位の状態で同じことを行うと活動状態における副交感神経機能の抑制状態がわかります。

休息状態と活動状態を分けてとらえるとそれぞれに対しての治療対策が出来ます。

鍼灸臨床が新しい展開を可能にします。