6月11日 「人はなぜ眠れないのか」 



著者:岡田尊士。幻冬舎新書。今年の5月30日発行の本です。

著者は、精神科医として「不眠」の臨床、研究に長年従事されてこられた方です。
新書版ですから一般の人たちを対象に、眠れないという状態について解説されその対処法にも丁寧に書かれておられます。
日本人の5人に1人は不眠症ともいわれるそうです。
そんな病気というほどでない不眠を書いておられて、一般の方が読まれてとても理解しやすく役に立ちます。

鍼灸師が患者の治療をするときに「不眠」という訴えはとても多いですね。
治療効果も高い訴えです。
精神病としての不眠ではなく、半健康な人が当面する不眠を理解し、生活の中での適切な助言をしてあげる指導書として最適です。

生理学的な立場からの「快適睡眠のすすめ」岩波新書。


脳科学の立場からの最新研究書として「睡眠の科学」ブルーバックスを先頃、紹介しました。


沢山の研究者がおられ、沢山の有益な書物が出版されます。とてもありがたいことであり嬉しいことです。

私は、有益な、自分自身が嬉しくなる書物を読んで充実した時間を過ごさせてもらい、しかもそれを仕事に活用できるという、なんて幸せな仕組みなんだろうと感謝しています。

ここで紹介でき何人かの方々が読んでくださるかと思うとそれも嬉
しいことです。
私のようにそれが仕事という人は比較的読書の時間を見つけやすいわけですが、多くの人はどこで時間を見つけるかが最大の工夫点です。
しかしこれは設備投資です。
常に補給し循環させる設備投資が大切です。