3月27日 鍼基礎・臨床実習:刺鍼の基本的実習から臨床基礎実習へ@

以下、5月29日まで10回に分割し述べます。

T 刺鍼について

1 押手と刺手

1-1 押手と刺手に求められる基礎的機能

@ 姿勢
 背筋を伸ばす。

A 腕の構え
 力を抜いて、ゆったり構える。
 手関節を真っ直ぐに伸ばした状態。背屈、屈曲をしない。  

1-1-1 押手の基礎

@ 安定した押手をつくる。
 母指、示指の圧を適度につくる。皮膚を押す圧を適度につくる。

A 臨床における押手
 母指、示指の圧を自由に変えられる。皮膚を押す圧を自由に変えられる。
 押手の基本は、皮膚に触れる程度に軽い押手。特に筋は押さえない。筋は押さえられると反発し収縮を起こしやすい。特に腰部の刺鍼では、鍼を受ける人は腹式呼吸になるので腰部の上下運動を妨げてはならない。軽い押手である。

1-1-2 刺手の基礎

@ ゆったりと上肢の持続的な圧で刺入する。手関節のスナップを動かす波状に力を用いない。

A 鍼を持つ母指、示指は腕の力を鍼に伝える役割であり、刺入圧には用いない。

B 細い鍼の刺入では、押手、刺手で鍼のたわみ(曲がり)を上手に補正する。

C 呼気時刺入を身に付ける。

D 筋が緊張しているところはひびき感覚が起きやすい。前揉ねつなどで緊張を和らげると良い。

2 切皮について

@ 基本的な切皮は示指と中指を弾く。基本的な切皮を身に付ける。

A 龍頭の頭を叩き、鍼管は叩かない。

B 身体各部で切皮の仕方も変わる。
 足底は一段切皮。