我が国の平成(21世紀)における鍼灸の科学化と革新(第三次技術革新と科学化)……そして自然鍼灸学の提唱

経験医術の真髄である「身体の治す力」、「生体反応の方向性への指示」が近年の私達の研究で科学的に解明された。今、我が国の伝統医療は、世界で初めての経験医術の真髄を備えた近代医学体系による「鍼灸学」が誕生しようとしている。自然鍼灸学の提唱である。
 経験医術の真髄を生かした近代医学体系による鍼灸学の革新:生体機能と環境との関わりの科学的解明(医歯薬出版:臨床鍼灸学を拓く、臨床鍼灸治療学)。 経験医術は自然療法である。自然との関わりの中での生体の仕組みが治療の根底にある。

@ 自律神経機能と環境との関わり
・交感神経機能と重力・副交感神経機能と呼吸リズム

A 自律神経機能と刺激受容の場、そして反応の方向性
・交感神経の刺激受容の場と反応の方向性・副交感神経の刺激受容の場と反応の方向性

B 交感神経反応と副交感神経反応との関係
・交感神経反応は副交感神経反応を制御する。・副交感神経反応と交感神経反応はパラレルに動こうとする。

C 生体の調節機能を高める反応の解明

D 自律神経機能を指標として生体機能を主体とする治療法の体系化